爆心地

小学生ぐらいの頃に、磁石とハサミをこすり合わせると、ハサミも磁石みたいにクリップをくっつけることができることに気づいた。

「痛ぇな」
ユニが撃った弾が涯の脳天に直撃したが、涯はぴんぴんしている。
「仲間割れか？」
「仲間になった覚えはない」
「覚えてろよウニ　コノヤロー」
マリアとユニの戦いの途中で何かがひび割れる音がした。
「な・・・？！」
オタク風の男が慌ててポケットの中を探り、万年筆を取り出した。
「なんで・・・なんで壊れてる？！」
どうやら万年筆が折れたらしく、男は見るからに動揺している。
「どうしたんだ？」
一瞬でマリアが消え去り、マリアの立っていた場所には一体のフィギュアが落ちていた。
「フィギュア・・・？」
ユニが落ちていたフィギュアを拾った。
「・・・・偽物か」
「偽物ってどういうことだ？」
俺は何がおきたのか分からなくてユニとフィギュアを交互に見た。
「あの女はどこに行ったんだ？」
「これがあの女だったものだ」
オタク男は放心したように折れた万年筆を見ている。
「何がどうなってんだよ」
「どうやらあの男が持っている万年筆は偽物だったらしいな」
「万年筆に偽物とか本物とかあるのか？」
「俺も偽物を見るのは初めてだがな」
「わけがわからないよ」
ユニは持っていたフィギュアをオタク男の方に放った。男は慌ててフィギュアを拾うとどこかへと立ち去った。
「とりあえず帰るぞ。説明はそれからだ」

Posted on 2012/10/31 Wed. 22:41 [edit]

category: 55号室の住人

おはようございます＾＾

おお、ユニ説明してくれ～～

楽しみにしてるから＾＾

Re: おはようございます＾＾

教えて！ユニ先生のコーナーができそうですね
なんだかんだいって万年筆の謎に一番近いのはユニですから
祥太郎も涯も万年筆のことなんてさっぱりですからね～（爆）
↑そのうち主人公の座を奪われちゃったりなんて・・・？？

こんばんは

マリアさんはお家に来ないのねぇ～（T-T)
展開を変えられちゃったかなぁ～♪
よし、マリアさんは蘇らない！
（こうしとけば蘇るかもｗ）

Re: こんばんは

部屋が狭すぎるので
これ以上仲間を増やすのはムリぽですねー

展開は生き物ですから～（｀・ω・´）