爆心地

口笛は何故遠くまで聞こえるの？あの雲は何故私を待ってるの？・・・正直どうでもいいがな！っていうかあの空からぶらさがってる超巨大ぶらんこはどういう構造なのかっていうほうが、百倍気になるわ！

俺達はオタク男とマリアの襲撃を受けた後、何事も無かったかのように家に帰った。
「結局あいつらはなんだったんだ？」
家に入るなり涯がユニに尋ねた。
「偽物の万年筆を持ったせいで、多少なりとも力を手に入れた奴だな」
「さっきも聞いたけども、偽物ってなんなんだよ？」
「子供の頃やらなかったか？磁石をハサミにこすりつけると、ハサミが磁石みたいになるだろ」
「あぁ、やったことある。でもそれとこれで何か関係があるのか？」
「あの男が持っていたのは普通の万年筆だった。なんらかの理由で普通の万年筆に本物がくっ付いたら・・・」
「本物程じゃなくても、力が手に入るってことか」
「だが、本物じゃないから力を使いすぎれば壊れる。当然だな」
「あのフィギュアはなんだったんだろう？」
「恐らくあの男が万年筆を手に入れて実体化させたのがアレだったんだろう。」
「実体化？」
「俺や涯のように、もともとこの世界の人間じゃない物をこの世界に呼び出すことだな。召喚ともいう」
「・・・ってことはマリアはあのオタクのオリジナルじゃないってことか」
「ゲームや漫画の中のキャラクターをてきとうに引っ張ったんだろうな」
話を聞きながら俺はどんどん日常の普通の感覚が遠ざかっていくのを感じていた。召喚なんてRPGの世界で角の生えた召喚士がやってるイメージしかない。まぁ、なにを今さらというカンジがしないでもないが・・・。
「他にも偽物ってあるのか？」
「無いとは言い切れないな。」
「本物は確か七本じゃないのか？」
「そうだな。」
「世界規模で散らばられてたらどうやって探せばいいんだよ・・・」
「とりあえず万年筆を狙った宇宙人が攻めてくることは無いから安心しろ」
「それは安心だな・・・って、どこをどう安心すりゃいいんだよ？！」

Posted on 2012/11/01 Thu. 13:27 [edit]

category: 55号室の住人

こんばんは

> 超巨大ぶらんこはどういう構造なのか

= ヤフー知恵袋に回答ありますよ。
おんじとペーターが大汗かいて
振り回してるそうです＾＾

こんにちは＾＾

なるほど。

偽物の作り方がわかりました！
分かっても作れませんが～


子供のころは平気だったのに
今はあまりブランコを漕ぐと怖いのはなんででしょうね～

Re: こんばんは

恐るべしヤフー知恵袋！

おんじとペーターが頑張ってるんですね
賢くなりました！

Re: こんにちは＾＾

本物が一本あれば
無限に偽物を作れるというわけですね（爆）

確かにブランコはちょっと怖いですね。