fc2ブログ

爆心地

小心者の小心者による小心者のためのブログ

お前DQ派?FF派?  

回復するっていったときにポーションっていうのがFF派で、薬草っていうのがDQ派だと思っている。
勇者一行の前に怪しげな集団が現れた
勇者「なんだあいつら・・・?」
魔法使い「怪しいといえば怪しいけどー、持ってる物が農具なんだよね」
僧侶「この周辺にある集落の住人でしょうか?」
格闘家「全員黒ローブなのはなんでッスかね?」
勇者「とりあえず話を聞いてみるか?いきなり殴りかかるのもアレだし」
剣士「油断するなよ。何をしてくるか分からんからな」
勇者「おいそこのあんたら。何やってるんだ?」
村人A「ま・・・魔物が出たんだよ」
村人B「今までここら辺に住んでいて一回も見たことなかったのに」
勇者「その魔物ってのはどんなヤツだった?」
村人A「白くてもっさりしてたな」
村人B「かなりでかかったぞ。」
僧侶「あなた達でその魔物を倒そうと?」
村人C「実は村の子供がそいつに連れて行かれて・・・助けに来たところなんだ」
勇者「そういうことなら俺達に任せな。」
村人D「任せろって・・・そんな、女の子ばっかりじゃないか」
格闘家「そこらの男よりかはずっと鍛えてるッスよ。」
剣士「パワーもありあまってることだしな」
村人A「この先には洞窟があるんだ。もしかしたらそこに行ったのかもしれない・・・」
勇者「洞窟か・・・とりあえずそこに向かってみるか」
★★★洞窟★★★
僧侶「これが村人の言っていた洞窟ですか・・・」
剣士「この奥に、白くて巨大なモフモフした何かがいるんだな」
格闘家「村の子供をさらっていったらしいッスけど・・・まさか、もう食べちゃった後とかじゃ無いッスよね?」
勇者「中に入れば分かることだろ」
魔法使い「洞窟の中は暗いねー・・・ほい灯りだよ」
僧侶「一体どんなモンスターなんでしょうか・・・」
勇者一行の目の前にバレーボール大の毛玉が数個転がってきた。
勇者「ん?なんだこの毛玉」
毛玉「モキュ?」
勇者「鳴いた?」
魔法使い「なーんだ。これモンスターじゃないよ。」
勇者「知ってるのか?」
魔法使い「魔法使いがよく使ってる下僕だよ。野生のは滅多に見られないんだけどねー」
格闘家「げ・・・げぼくって、嫌な言い方するッスね」
僧侶「じゃあ、子供をさらったというのは・・・」
魔法使い「その子供がこの子達の仲間を捕まえたりしたんじゃないかな?」
勇者「じゃあ、食われてる心配はしなくてもいいか・・・」
勇者一行は洞窟の奥へと進んでいった。洞窟の奥にはさらに大量の毛玉がいて、その中心に男の子が倒れていた。
勇者「おい、大丈夫か?」
こども「ん?んー?アレ?ボクなんでこんなところに・・・」
魔法使い「君、この毛玉をどこかで捕まえた?」
こども「うん。村の中で見つけたんだ。可愛いなって思ってポケットに入れておいたの」
剣士「そういうことか。それでその毛玉は?」
こども「アレ?ポケットの中にはいないや。」
僧侶「まぁ、無事見つかったわけですし。帰りましょう」
勇者「今度からよく分からんものには手を出すなよ」
こども「うん。分かった」
勇者「じゃあ、帰るか」
勇者一行が毛玉の楽園から出ようとしたその時、突然大岩が落ちてきて出口をふさいだ。
勇者「なんじゃこりゃあ!」
剣士「ちょうどありあまったパワーを使うときが来たな!」
剣士の一撃で大岩は粉々になった!
???「おー怖い。まさか岩を一撃で砕くとは」
勇者「何者だ?」
???「まさか、ここで私はこういうものですと、素直に名乗ると思ったのかい?」
格闘家「めんどくさいのが出たッスねー。」
魔法使い「師匠・・・なにしてるのこんなところで」
魔法師匠「だってだって・・・勇者一行のメンバーに選ばれたのがボクじゃなくて、弟子の君なのがショックだったんだよぅ」
僧侶「魔法使いさんの師匠ということは、この方も魔法使いなのですか」
魔法使い「そうだよー。でも、年が年だから勇者一行のメンバーになるのは無理だったんだよね」
剣士「その師匠がなんだってこんな場所にいるんだ」
魔法師匠「究極の魔法を編み出すためさ!そしてそれを弟子の君に伝授するという・・・」
魔法使い「そういうのってもっと話が進んでからやるものじゃないのー?」
魔法師匠「ずっと待ってるのが嫌だったんだよぅ」
剣士「子供か!」
格闘家「で?その究極の魔法は編み出せたッスか?」
魔法師匠「いや、まだだけど?」
勇者「なんなんだこの茶番は・・・」
僧侶「師匠さんは、究極の魔法とやらを編み出してから再登場していただくことにして、先を急ぎましょう?」
剣士「それもそうだな」
勇者一行は魔法使いの師匠を放置して洞窟を出て行った。
~つづく~

スポンサーサイト



Posted on 2014/08/27 Wed. 01:26 [edit]

category: 勇者と魔王

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://bakusinti.blog.fc2.com/tb.php/542-a0818101
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

小心者の本棚

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top