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小心者の小心者による小心者のためのブログ

階段の上の亀の甲羅の上でジャンプすれば、幸せになれるかも?  

伝説の配管工はこうやって増えていくのだ。※あまりやりすぎると残機が0になって死にます。
とある古城の中で勇者一行と魔女のバトルが始まろうとしていた。
魔女「私の邪魔をするやつはみんな消えちゃえばいいのよ」
勇者たちの周辺に魔法陣が現れて、その中心から無数のトゲ状の物が飛び出してきた。
魔法使い「こんな低級魔法で、どうにかしようなんて甘いねっ」
魔法使いが言うと同時に勇者たちの周辺でトゲ状の物が静止した。
魔女「私の術を停めた?」
勇者「何したんだ一体」
魔法使い「周辺の時間を停めてみただけだよ。」
格闘家「すごいッス!」
魔法使い「お返しするね。このトゲトゲ」
勇者たちの周囲で浮かんだままだったトゲが一斉に魔女に向かって飛んでいった。魔女の近くまでいったトゲは一瞬で灰になって地面に落ちた。
魔女「鬱陶しいわね・・・。いいわ・・・消し炭にしてあげる」
魔法使い「優しいねー。こっちは塵も残さず消し飛ばすつもりなんだけど?」
魔法使いの杖の先端が光り始めた。
僧侶「お姫様をまきこまないでくださいよ」
魔法使い「そんなヘマしませーん」
魔女の足元に魔法陣が現れたと思う間もなく爆発が起こり、部屋中に煙が充満した。
勇者「げほっごほっ・・・ひどいなこりゃ・・・姫は無事か?」
魔法使い「だからー。姫様巻き込んだりしないって言ってるでしょー?」
煙が晴れると、魔女の姿はどこにも無く、魔女のいた場所には灰の山ができていた。
剣士「まさか・・・あの灰が魔女だったものか?」
魔法使い「そうだよ」
勇者「魔法使い怖いな・・・」
僧侶「お姫様はあの中ですね」
僧侶が天蓋付きベッドのカーテンを開けるとそこにはドレスを来た男がいた。
僧侶「・・・こ・・・これは一体どういうことですか?!」
姫「わっ・・・私は・・・あの魔女の呪いでこのような姿に・・・!」
剣士「まさか・・・勇者の逆バージョンということか!」
格闘家「あれ?そういえば、魔法使いが前に言ってたけど・・・こういう系の魔法って」
勇者「掛けた本人しか解けないんじゃ?」
姫「あの・・・あなた達は?」
勇者「あんたの国の兵士達からあんたのこと聞いて助けに来たんだよ」
僧侶「ですが・・・まさか、お姫様が男性の姿にされているなんて」
剣士「どうするんだ?魔女は死んだぞ。」
魔法使い「まさかこんなことになってるなんて思わなかったんだよー」
格闘家「困ったッスねぇ・・・この状態であの兵士達のところに戻っても、姫と認めてもらえるかどうか」
勇者「どうにかできないのか?」
魔法使い「あの魔女よりも強力な魔法を使う魔女だったら、なんとかできる・・・かも?」
姫「あの・・・私これからどうすれば・・・」
僧侶「あの兵士さん達のところへ戻りましょう。話はそれからです」
~つづく~
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Posted on 2014/09/27 Sat. 23:01 [edit]

category: 勇者と魔王

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