爆心地
小心者の小心者による小心者のためのブログ
俺達が愚かなのは 道具だからじゃない 男だからさ 
この世界とあの世界は数千年の時を超えてつながってる・・・っていう設定は、実はけっこうあるんだな。
勇者一行に姫が加わって、新たな目的も加わった。
魔法使い「んー・・・お姫様のおかげで戦闘がだいぶ楽になったよ」
姫「お役に立ててよかったです」
勇者「この調子で魔王の城まで乗り込めそうだな?」
僧侶「・・・どうやらそうもいかないようですよ」
剣士「何があるんだ?」
僧侶「王様にいただいた地図ですが・・・どうやらここら辺一帯の情報が無いらしく、白紙のままなんです」
格闘家「じゃあこの先どうなってんのか分からないッスか?」
僧侶「手探りということになりますね」
勇者「なんかさっきから霧っつーか、ガスが出始めてるしな・・・?」
魔法使い「それに・・・変な音がしない?」
剣士「巨大な何かが移動している音・・・のようだが」
姫「移動要塞・・・でしょうか?」
僧侶「そんなものがあるのですか?」
姫「詳しいことは分かりませんが、要塞に巨大な足をつけたような物が濃い霧の中を歩き続けている・・・といった話を聞いたことがあります。ただの噂である可能性も大きいですが」
剣士「その話なら私も以前聞いたことがある。実際どんな物なのかは分からんが」
勇者「この霧ん中入れば、何か分かるかもな?」
魔法使い「どちらにせよここを突破しなきゃならないのは変わらないんだしね」
勇者一行が濃霧の中を進んでいると、目の前に巨大な要塞が現れた。そしてその要塞には足が付いていて、ゆっくりと移動しているところだった。
僧侶「まさか、このようなものが存在するとは・・・」
格闘家「この速さだったら追いつけそうッスね」
剣士「友好的かどうか分からんが」
姫「偵察を送ってあります。そろそろ戻ってくる頃です」
魔法使い「いつの間に?」
姫「この霧の中に入るときに」
勇者「召喚してる気配なんてなかったのに?」
姫「小型の物なら略式でいけますから」
剣士「ずいぶんと便利なものだな・・・ん?なんか飛んできたぞ」
姫「戻ってきたみたいですね」
姫の所に翼の生えたリスのような生物が近づいてきて肩に乗った。
リス「あの移動する要塞の中には兵士らしい人がいっぱいいたヨ。みんな武器を持ってて、目がギラギラしてたヨ」
勇者「怖いな・・・迂闊に近寄ったら攻撃されるんじゃねぇの?」
リス「この霧の中に魔物がいるって言ってたよ。その魔物と戦ってるみたい」
僧侶「魔物が?」
勇者「戦闘に巻き込まれたらたまったもんじゃないな?」
リス「もうすぐ近くまで魔物が来てるって言ってたヨ」
勇者「そういうことは早く言え!」
要塞の移動する音とは別の、何かが移動しているような音が聞こえてきた・・・
~つづく~
魔法使い「んー・・・お姫様のおかげで戦闘がだいぶ楽になったよ」
姫「お役に立ててよかったです」
勇者「この調子で魔王の城まで乗り込めそうだな?」
僧侶「・・・どうやらそうもいかないようですよ」
剣士「何があるんだ?」
僧侶「王様にいただいた地図ですが・・・どうやらここら辺一帯の情報が無いらしく、白紙のままなんです」
格闘家「じゃあこの先どうなってんのか分からないッスか?」
僧侶「手探りということになりますね」
勇者「なんかさっきから霧っつーか、ガスが出始めてるしな・・・?」
魔法使い「それに・・・変な音がしない?」
剣士「巨大な何かが移動している音・・・のようだが」
姫「移動要塞・・・でしょうか?」
僧侶「そんなものがあるのですか?」
姫「詳しいことは分かりませんが、要塞に巨大な足をつけたような物が濃い霧の中を歩き続けている・・・といった話を聞いたことがあります。ただの噂である可能性も大きいですが」
剣士「その話なら私も以前聞いたことがある。実際どんな物なのかは分からんが」
勇者「この霧ん中入れば、何か分かるかもな?」
魔法使い「どちらにせよここを突破しなきゃならないのは変わらないんだしね」
勇者一行が濃霧の中を進んでいると、目の前に巨大な要塞が現れた。そしてその要塞には足が付いていて、ゆっくりと移動しているところだった。
僧侶「まさか、このようなものが存在するとは・・・」
格闘家「この速さだったら追いつけそうッスね」
剣士「友好的かどうか分からんが」
姫「偵察を送ってあります。そろそろ戻ってくる頃です」
魔法使い「いつの間に?」
姫「この霧の中に入るときに」
勇者「召喚してる気配なんてなかったのに?」
姫「小型の物なら略式でいけますから」
剣士「ずいぶんと便利なものだな・・・ん?なんか飛んできたぞ」
姫「戻ってきたみたいですね」
姫の所に翼の生えたリスのような生物が近づいてきて肩に乗った。
リス「あの移動する要塞の中には兵士らしい人がいっぱいいたヨ。みんな武器を持ってて、目がギラギラしてたヨ」
勇者「怖いな・・・迂闊に近寄ったら攻撃されるんじゃねぇの?」
リス「この霧の中に魔物がいるって言ってたよ。その魔物と戦ってるみたい」
僧侶「魔物が?」
勇者「戦闘に巻き込まれたらたまったもんじゃないな?」
リス「もうすぐ近くまで魔物が来てるって言ってたヨ」
勇者「そういうことは早く言え!」
要塞の移動する音とは別の、何かが移動しているような音が聞こえてきた・・・
~つづく~
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Posted on 2014/10/12 Sun. 23:59 [edit]
category: 勇者と魔王
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●●は仲間になりたそうにこちらを見ている。 »
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