爆心地
小心者の小心者による小心者のためのブログ
もしもの話15 

1:成り代わりが出てくる
2:ねつ造・ご都合主義がいっぱい
3:14159265・・・
4:「馴れ合うつもりが無いわけでもない」×「姫と呼ばないで」
以上のことを踏まえた上で、問題ないという方は中へ、問題しかないという方は速やかに×ボタンで退避してください。
大倶利伽羅さんが大怪我してからけっこう経った。あんな怪我をしたのに、出陣をしないっていう風にはならない。俺だったら無理だよ。実際ここに来てから俺は一度も出陣してない。いつ「しんき切れ」を起こすか分からないから、出陣させるのは危険という判断らしい。大倶利伽羅さんからしんきをもらって一時的に改善されるけど、時間が経つとまた動きにくくなる。
「もらってばかりで、俺からは何も返せてない」
「そんなことはない。十分返してもらってる」
「俺何もしてないのに?」
「今だって手伝ってくれてるだろ。助かってる」
「これぐらい当然だよ」
ごはん作るのとか、おやつ作るのとか手伝うぐらいしかしてない。大倶利伽羅さんは出陣したり、遠征したり、演練にも出てるのに。あと、たまに鍛刀とか刀装作るのもやってる。何やっても卒なくこなす大倶利伽羅さんはすごいよなぁ・・・憧れるわ。
「大倶利伽羅は、俺に何かしてほしいこととか無いの?」
「急に訊かれても、思いつかないな。」
今日のおやつはクレープシュゼットだ。アルコール飛ばす作業してる大倶利伽羅さんかっこいいな。っていうか、なにやってもかっこよく見える。少女漫画に出てくる王子様か?
「いい匂いがしてくると思ったら、菓子を作ってたのか」
台所の入り口に三日月がいた。この人は大倶利伽羅さんが鍛刀した時に来たせいか、妙に大倶利伽羅さんに懐いてるんだよなぁ・・・。今だって普通に抱きつきに行ってるし、しかも大倶利伽羅さんが嫌がらないから離れないし、なんだかんだでくっ付いたまま大広間まで移動してるし。バカップルか?!
「あんたの分はそっちにあるだろ、食いたければ勝手に食え」
「見たことの無い菓子だな。どうやって食べるんだ?」
大倶利伽羅さんはなんだかんだで面倒見がいい。あと、頼まれたら基本断らない。そんなんだから三日月の世話係みたいになってるんだよ!なんて思いながら、二人の様子を見てたら、日本号が近くに来たのを察知できなかった。いきなり背後に立たないでほしい。
「うわぁ・・・って顔してるけど、お前もだいたいあんな感じだぞ」
「なっ?!」
「大倶利伽羅に甲斐甲斐しく世話されてただろ。あ、今もか」
「俺は・・・」
うぅ・・・確かに、いろいろと世話になってる。外見だけなら俺の方が年上なのに、朝起きてから、夜寝るまでの間に、どんだけ手を煩わせてるか分からない。
「自分の居場所取られたみたいで、落ち着かないんだろ」
「そんなことは・・・」
無いとは言えないんだけども。大倶利伽羅さんは基本誰にでも優しいし、頼まれたら断らないから、なかなか一緒にいられないんだよね。ただでさえ少ない時間を三日月に奪われたら、もう寝る時ぐらいしか一緒にいられないじゃないか。あれ?なんだこれ嫉妬?いやいや・・・俺は大倶利伽羅さんの恋人じゃないよ。
「気付いてないみたいだけどな。今すごい情けない顔になってるぞ」
「どういう顔だ」
「迷子のガキか、捨てられた犬」
「無礼なこと言うな」
なんだよ迷子とか捨て犬とか。どんだけ情けない顔になってるんだ!今全然関係ないけど、くりちゃんが仕事中に他の客と親しげにしてるのを見てる時の、彼女さんの顔もけっこうヤバかった気がするなぁ。「くりちゃんのそれは営業用なんだからね」とか言ってたな。営業用と彼女用では笑顔の質も違うんだろうけど、そこまでの差は分からないよ!
「じっちゃん駄目だよ。そんなにあげたら、正宗がデブになっちゃう」
「大倶利伽羅?」
寝言とは思えないぐらいはっきりとした喋り方してるけど、大倶利伽羅さん一体どんな夢を見てるんだろう。っていうかじっちゃんって誰だ?あと正宗って伊達政宗?何がどうなって伊達政宗がデブになるんだ?
「おやつは一日一回って決めたよね?!」
「うおっ?!」
「・・・」
「お・・・おはよう」
「おはよう。」
寝言だと口調が変わるんだなぁ・・・って、そこじゃない。おやつは一日一回とか、どこのお母さんだ。
「・・・じっちゃんって誰?」
「なんで急にそんなこと聞くんだ?」
「寝言の中で呼んでたから。あと、正宗がデブになるとか・・・」
「寝言なんてだいたい意味不明なもんだろ。いちいち考えても仕方ない」
まぁ確かに気にしても仕方ないか。「それは、カップル限定」とか「焼きそばパンとコーヒー牛乳」とか「アムロ行きまーす」とか、どんな夢を見てるのか分からない発言は今に始まったことじゃない。
「もらってばかりで、俺からは何も返せてない」
「そんなことはない。十分返してもらってる」
「俺何もしてないのに?」
「今だって手伝ってくれてるだろ。助かってる」
「これぐらい当然だよ」
ごはん作るのとか、おやつ作るのとか手伝うぐらいしかしてない。大倶利伽羅さんは出陣したり、遠征したり、演練にも出てるのに。あと、たまに鍛刀とか刀装作るのもやってる。何やっても卒なくこなす大倶利伽羅さんはすごいよなぁ・・・憧れるわ。
「大倶利伽羅は、俺に何かしてほしいこととか無いの?」
「急に訊かれても、思いつかないな。」
今日のおやつはクレープシュゼットだ。アルコール飛ばす作業してる大倶利伽羅さんかっこいいな。っていうか、なにやってもかっこよく見える。少女漫画に出てくる王子様か?
「いい匂いがしてくると思ったら、菓子を作ってたのか」
台所の入り口に三日月がいた。この人は大倶利伽羅さんが鍛刀した時に来たせいか、妙に大倶利伽羅さんに懐いてるんだよなぁ・・・。今だって普通に抱きつきに行ってるし、しかも大倶利伽羅さんが嫌がらないから離れないし、なんだかんだでくっ付いたまま大広間まで移動してるし。バカップルか?!
「あんたの分はそっちにあるだろ、食いたければ勝手に食え」
「見たことの無い菓子だな。どうやって食べるんだ?」
大倶利伽羅さんはなんだかんだで面倒見がいい。あと、頼まれたら基本断らない。そんなんだから三日月の世話係みたいになってるんだよ!なんて思いながら、二人の様子を見てたら、日本号が近くに来たのを察知できなかった。いきなり背後に立たないでほしい。
「うわぁ・・・って顔してるけど、お前もだいたいあんな感じだぞ」
「なっ?!」
「大倶利伽羅に甲斐甲斐しく世話されてただろ。あ、今もか」
「俺は・・・」
うぅ・・・確かに、いろいろと世話になってる。外見だけなら俺の方が年上なのに、朝起きてから、夜寝るまでの間に、どんだけ手を煩わせてるか分からない。
「自分の居場所取られたみたいで、落ち着かないんだろ」
「そんなことは・・・」
無いとは言えないんだけども。大倶利伽羅さんは基本誰にでも優しいし、頼まれたら断らないから、なかなか一緒にいられないんだよね。ただでさえ少ない時間を三日月に奪われたら、もう寝る時ぐらいしか一緒にいられないじゃないか。あれ?なんだこれ嫉妬?いやいや・・・俺は大倶利伽羅さんの恋人じゃないよ。
「気付いてないみたいだけどな。今すごい情けない顔になってるぞ」
「どういう顔だ」
「迷子のガキか、捨てられた犬」
「無礼なこと言うな」
なんだよ迷子とか捨て犬とか。どんだけ情けない顔になってるんだ!今全然関係ないけど、くりちゃんが仕事中に他の客と親しげにしてるのを見てる時の、彼女さんの顔もけっこうヤバかった気がするなぁ。「くりちゃんのそれは営業用なんだからね」とか言ってたな。営業用と彼女用では笑顔の質も違うんだろうけど、そこまでの差は分からないよ!
「じっちゃん駄目だよ。そんなにあげたら、正宗がデブになっちゃう」
「大倶利伽羅?」
寝言とは思えないぐらいはっきりとした喋り方してるけど、大倶利伽羅さん一体どんな夢を見てるんだろう。っていうかじっちゃんって誰だ?あと正宗って伊達政宗?何がどうなって伊達政宗がデブになるんだ?
「おやつは一日一回って決めたよね?!」
「うおっ?!」
「・・・」
「お・・・おはよう」
「おはよう。」
寝言だと口調が変わるんだなぁ・・・って、そこじゃない。おやつは一日一回とか、どこのお母さんだ。
「・・・じっちゃんって誰?」
「なんで急にそんなこと聞くんだ?」
「寝言の中で呼んでたから。あと、正宗がデブになるとか・・・」
「寝言なんてだいたい意味不明なもんだろ。いちいち考えても仕方ない」
まぁ確かに気にしても仕方ないか。「それは、カップル限定」とか「焼きそばパンとコーヒー牛乳」とか「アムロ行きまーす」とか、どんな夢を見てるのか分からない発言は今に始まったことじゃない。
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Posted on 2017/09/03 Sun. 23:17 [edit]
category: 刀剣乱舞小説
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