fc2ブログ

爆心地

小心者の小心者による小心者のためのブログ

もしもの話33  

白鶴さんと長谷部君
1:成り代わりが出てくる
2:ねつ造・ご都合主義がいっぱい
3:6度9分
4:「馴れ合うつもりが無いわけでもない」×「姫と呼ばないで」
以上のことを踏まえた上で、問題ないという方は中へ、問題しかないという方は速やかに×ボタンで退避してください。

夜中に目が覚めた。長谷部君や加羅を起こさないように部屋を抜け出す。吐き気が酷くてトイレに駆け込んだ。

「う゛っ・・・お゛ぇっ・・・げほっ・・・ごほっ・・・」

お腹の中をかき回されてるみたいだ。吐いても全然楽にならない。

「倶利?大丈夫か?」
「はっ・・・あ゛っ・・・」

起こさないように出て来たつもりだったけど、加羅にはバレてたみたいだ。答えようにも、声を出すのも辛い。加羅が持ってきたペットボトルの水で口を漱ぐ。

「落ち着いたか?」
「あぁ・・・すまんな。」
「気にするな。・・・熱があるわけではないんだな」

加羅が俺の額に自分の額を付けた。こんな方法で熱測られるとは思いもよらない。風邪の症状だと思われたみたいだけど、吐き気がする以外はいたって健康だよ。

「辛そうだね」

声の方を見たら、何故か見習いがいた。なんでこのタイミングで見習いがここにいるんだ?っていうか、歌仙も一緒にいるけど、こっちの歌仙はなんだか生気を感じられない。どこ見てるのか分からない目をしてるし、焦点合ってるのかな?

「あんたには関係ないだろう」
「無理も無いよね。そんなにごっそり削られてたら」
「削られ?」
「邪魔が入らなければ、もっとうまくいってたはずなんだけどね」
「何の話か知らないが、生憎今はあんたと駄弁ってる気分じゃない。」

部屋に戻る際に見習いが何か言ったみたいだけど、聞き取れなかった。それよりも「ごっそり削られた」って一体何の話なんだろう?
スポンサーサイト



Posted on 2017/09/21 Thu. 00:00 [edit]

category: 刀剣乱舞小説

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://bakusinti.blog.fc2.com/tb.php/799-7e37dcbf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

小心者の本棚

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード


▲Page top