爆心地
小心者の小心者による小心者のためのブログ
もしもの話 43 

1:成り代わりが出てくる
2:度あることは三度ある
3:ねつ造・ご都合主義がいっぱい
4:「馴れ合うつもりが無いわけでもない」×「姫と呼ばないで」
以上のことを踏まえた上で、問題ないという方は中へ、問題しかないという方は速やかに×ボタンで退避してください。
「あの頃みたいに、じっちゃんって呼んでくれていいんだぜ?」
「・・・じっちゃん?」
いやいや、おかしいでしょ。じっちゃんはじっちゃんで鶴丸は鶴丸でしょ?=で繋げるのは無理があるでしょ?確かにじっちゃんはイケジジイではあったけども。
「お?その顔は信じられないって顔だな。そうだな・・・倶利子だったころのエピソードを披露すれば信じてくれるか?」
「いや・・・今はそんなこと話してる雰囲気じゃないだろ。」
「まぁ確かに神域に引きずり込まれた状況で呑気に話してる場合じゃなかったな」
俺と自称じっちゃんの鶴丸は今神域にいる。なぜこんなことになったのか分からんけど、とりあえず元凶は見習いだということだけは確かだ。
「まさか、鶴さんまで来ちゃうとはね」
「やっと本性現したな見習い・・・いや、ダークサイド光忠」
俺達の前に現れた見習いは、燭台切の戦装束を着ていた。それに本体も持っている。見習いだと言われなければ燭台切だと思ってしまうところだ。
「今はふざけている場合でもないと思うんだが・・・」
「呼び分けないと混乱するからな」
「見習いが光忠ってどういうことだ」
「主を神隠ししようとして俺達を折った光忠だ。」
脳内に蘇る雨が激しく降る本丸と折れた刀と血まみれの光忠の姿。「君は必要ない」という温度の籠らない声。
「・・・倶利子を殺した後で何があったんだ?」
「あの場に駆け付けた警官に射殺されたようだ。その後で転生して今に至る」
「あいつはどうなった?無事なのか?」
「あぁ、君が守ったあの子は無事だ」
○○○が無事だったと分かって安心した。
「その呼び方はかっこいいとは言えないね」
「こんなことやらかしてる時点でかっこ悪いだろ。さっさとここから出せ」
「嫌だね。そうしたら君は逃げちゃうじゃないか」
「当然だろ。自分を殺した相手と同じ空間にいるってだけで気分が悪い」
「僕はね・・・欲しいものは絶対に手に入れたいんだ」
「たとえ首だけになっても、あんたの物になんてならない」
「そう・・・これを見ても同じこと言える?」
見習いがそう言いながら物陰から引っ張ってきたのは、ぐったりした長谷部君だった。まさか長谷部君まで巻き込んでたなんて思わなかった。
「長谷部に何をした」
「ちょっと眠ってもらっただけだよ。でも、君が僕の言うことを聞いてくれないなら・・・何をするか分からないよ」
「・・・分かった。あんたの言う通りにする。だから長谷部は放してくれ」
「なっ・・・倶利坊何言ってるんだ?!」
俺の過去の因縁に巻き込んでしまってごめん。心の中で長谷部君に謝る。
「君ならそう言うと思ったよ。よっぽどこの長谷部君が大切なようだね?」
「それ以上長谷部に触るな。」
「分かったよ。君がこっちに来てくれたら、長谷部君は返してあげる」
「分かった」
「倶利坊!」
鶴丸に長谷部君を託して見習いの方に向かう。その間も攻撃する意志は見せない。相手が油断してる隙を突いて攻撃できれば理想的だ。
「嬉しいよ。君が僕の物になってくれて・・・」
「・・・俺も嬉しい」
あんたが隙だらけになってくれて。
「・・・じっちゃん?」
いやいや、おかしいでしょ。じっちゃんはじっちゃんで鶴丸は鶴丸でしょ?=で繋げるのは無理があるでしょ?確かにじっちゃんはイケジジイではあったけども。
「お?その顔は信じられないって顔だな。そうだな・・・倶利子だったころのエピソードを披露すれば信じてくれるか?」
「いや・・・今はそんなこと話してる雰囲気じゃないだろ。」
「まぁ確かに神域に引きずり込まれた状況で呑気に話してる場合じゃなかったな」
俺と自称じっちゃんの鶴丸は今神域にいる。なぜこんなことになったのか分からんけど、とりあえず元凶は見習いだということだけは確かだ。
「まさか、鶴さんまで来ちゃうとはね」
「やっと本性現したな見習い・・・いや、ダークサイド光忠」
俺達の前に現れた見習いは、燭台切の戦装束を着ていた。それに本体も持っている。見習いだと言われなければ燭台切だと思ってしまうところだ。
「今はふざけている場合でもないと思うんだが・・・」
「呼び分けないと混乱するからな」
「見習いが光忠ってどういうことだ」
「主を神隠ししようとして俺達を折った光忠だ。」
脳内に蘇る雨が激しく降る本丸と折れた刀と血まみれの光忠の姿。「君は必要ない」という温度の籠らない声。
「・・・倶利子を殺した後で何があったんだ?」
「あの場に駆け付けた警官に射殺されたようだ。その後で転生して今に至る」
「あいつはどうなった?無事なのか?」
「あぁ、君が守ったあの子は無事だ」
○○○が無事だったと分かって安心した。
「その呼び方はかっこいいとは言えないね」
「こんなことやらかしてる時点でかっこ悪いだろ。さっさとここから出せ」
「嫌だね。そうしたら君は逃げちゃうじゃないか」
「当然だろ。自分を殺した相手と同じ空間にいるってだけで気分が悪い」
「僕はね・・・欲しいものは絶対に手に入れたいんだ」
「たとえ首だけになっても、あんたの物になんてならない」
「そう・・・これを見ても同じこと言える?」
見習いがそう言いながら物陰から引っ張ってきたのは、ぐったりした長谷部君だった。まさか長谷部君まで巻き込んでたなんて思わなかった。
「長谷部に何をした」
「ちょっと眠ってもらっただけだよ。でも、君が僕の言うことを聞いてくれないなら・・・何をするか分からないよ」
「・・・分かった。あんたの言う通りにする。だから長谷部は放してくれ」
「なっ・・・倶利坊何言ってるんだ?!」
俺の過去の因縁に巻き込んでしまってごめん。心の中で長谷部君に謝る。
「君ならそう言うと思ったよ。よっぽどこの長谷部君が大切なようだね?」
「それ以上長谷部に触るな。」
「分かったよ。君がこっちに来てくれたら、長谷部君は返してあげる」
「分かった」
「倶利坊!」
鶴丸に長谷部君を託して見習いの方に向かう。その間も攻撃する意志は見せない。相手が油断してる隙を突いて攻撃できれば理想的だ。
「嬉しいよ。君が僕の物になってくれて・・・」
「・・・俺も嬉しい」
あんたが隙だらけになってくれて。
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Posted on 2017/10/23 Mon. 10:14 [edit]
category: 刀剣乱舞小説
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